野球肩について
当院の院長は学生時代、野球をしていてポジションはピッチャーでした。院長自身も当時、肘や肩の痛みに悩んだ経験から、施術はもちろん、正しい無理のないフォームの指導までさせていただきます。
野球肩の原因
- 投球フォームの悪さ
- 身体の柔軟性の低さ、身体の使い方の悪さ
- 投げすぎ
野球肩の改善、再発防止のためには身体に必要な柔軟性と動かせる範囲の確保。
そして正しい投球フォームの取得が必要です。
使い過ぎ(オーバーユース)による障害
毎日毎日ボールを投げていると、知らないうちに肩が痛くなってきたという具合です。
野球肩の原因としては、このオーバーユースが原因のことが圧倒的に多く、特にピッチャーやキャッチャーといったボール投げる頻度が多いポジションに多いです。
肩関節のインナーマッスルの構造
野球肩は、肩関節の周囲に炎症を起こすスポーツ障害のひとつです。
野球の投球動作のトレーニングやストレッチに欠かせない言葉にインナーマッスルという言葉がありますが、野球肩ではこのインナーマッスルに炎症を発症するのが大きな特徴です。
ローテーターカフ(回旋筋腱板)
野球肩障害でポイントとなる筋肉は、インナーマッスルであり、ローテーターカフ(回旋筋腱板)と呼ばれる筋肉群です。
ローテーターカフの構造は複雑でこれらの筋肉が協力し合いながら、投球動作に必要な腕を外に回したり、内に回したりなどの動作を可能としております。
野球を実践しているスポーツアスリートの場合は、このローテーターカフを構成する「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」
この4つのインナーマッスル名は覚えておくと良いでしょう。
インナーマッスルの損傷で最も多いのは棘上筋
野球肩障害ではローテーターカフを構成する4つの筋肉の中でも、
棘上筋と呼ばれるインナーマッスルが最も損傷を受けやすい傾向にあります。
投球の際には腕を上にあげる際に主に動き、投球動作の最終段階で上腕骨が肩甲骨から引き離されそうになる際に、棘上筋が抵抗し関節の損傷や脱臼を防止します。
投手の場合は繰り返しの投球動作を継続的に行う為、棘上筋はその度に抵抗する為、疲労を起こし炎症を発症しやすくなるのです。
症状の強さの目安
病院で診てもらわないといけない症状
- 投げる瞬間が痛い
- ボールをリリースした直後が痛い
- 野球をしている時は大丈夫だけど練習後に痛くなる
- ボールを投げると痛いけど、野球をしているとき以外は全く痛くない
- キャッチボールの最初は少し痛いけど、続けていると痛みがなくなる。
だいぶ悪化している時の症状
- 手を挙げると痛む
- 着替えでも痛いときがある
筋肉痛?休めば治る症状
- 投げた翌日に肩の後ろが痛い
ケースバイケースで何とも言えない症状
- 投げていて痛い日と痛くない日がある
野球肩を改善するポイント
- 正しい投球フォームを習得すること
- 投げすぎないこと
- 肩関節と股関節の柔軟性・可動域を確保すること
基本的には野球肩で痛い場合は何があっても投げてはダメです!!選手の人生が変わってしまいます。勝ち負けよりももっと大事なものがあるのです。
野球肩については当院にお任せください
痛みを我慢して投げることが、選手の肩や肘の命とりになります。有望な選手で肩、肘を痛めて選手を断念する、そのような選手を沢山見てきました。
「痛いことはやらない」これを徹底しなければ、治り方は遅くなるばかりです。野球経験のある当院の院長オリジナルの施術で1日でも早く、大好きなスポーツが出来るように、ぜひ当院にお越しください。