鵞足炎について
運動を行っている最中や、階段の上り下りをしている最中などに、膝の内側が痛いと感じている方はいるでしょうか?
または、お子様がそのような症状を訴えているということはありませんか?そこまで強い痛みではない場合、「大丈夫だろう」と放置してしまう方もいるかもしれませんが、それは危険です。
膝の内側の痛みから考えられる病気には鵞足炎(がそくえん)というものがありますので、もし違和感や痛みを感じた場合は、出来るだけ早く治療をお受けください。
最初は軽い痛みだったとしても、放置をしていると次第に痛みが強くなり、日常生活にも支障をきたすようになってしまいます。
鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側にある鵞足という部分に炎症が発生しているものです。この部分には太ももから膝につながる、とても大事な筋肉の腱が集中しています。
その部分だけを見るとまるで鵞鳥(ガチョウ)の脚のように見える事から鵞足部と呼ばれているのですが、ここは腱と骨が擦れ合ったりすることの多い部分なので、比較的炎症が起こりやすいのです。
この症状を発症しやすいスポーツには、マラソン、サッカー、水泳などがありますが、元々の脚の形や普段の姿勢なども大きく関わってくる為、全くスポーツをしていない人が発症する可能性もあります。
特に女性は骨盤の大きさの関係で膝が内側に入りやすかったり、X脚だったりします。そういった方は、鵞足炎(がそくえん)になりやすいという特徴がありますので注意が必要です。
鵞足炎(がそくえん)でお悩みの方はおかもと弓削整骨院へご相談ください。
軽い症状の場合、炎症はすぐに治まりますが、何度も繰り返しやすい症状ですので早めの施術が大切です。
また、スポーツ時のフォームの改善や、日常生活での姿勢の改善、膝周りの柔軟性アップや筋肉トレーニング を行う事も大事です。
元々の脚の形が原因となっている場合は、シューズの底を調整したり、サイズの見直しなどを行う場合もあります。