水泳肩について
- 肩関節の運動時に激痛が走る
- 水泳中、特にクロールやバタフライがつらい
- 肩関節周囲に違和感をを感じる
- 水泳後もなかなか痛みが引かない
- ただの筋肉痛と思ったら、水泳肩と診断された
もし、あなたが上記のうち、一つで当てはまるものがあればこのままお読みください。
水泳肩の原因と症状のうち、原因は肩関節を大きく動かす動作にあって、名前のように水泳により発症することが多いスポーツ障害の一種です。
水泳肩の原因と症状について
様々な泳ぎ方の中でも、クロールやバタフライが水泳肩を引き起こすリスクになりやすく、推進力を生み出す為に大きく動かす腕の動作が肩関節に負担を掛けることが引き金になります。
特に肩甲骨を支える靭帯と上腕二頭筋の腱がぶつかり、擦れることで血行が悪化したり、炎症が起きて肥厚します。
更に摩擦が強くなる悪循環によって、水泳肩は悪化したり慢性化してしまうわけです。
バタフライにおいては肩関節の肩峰下滑液包や関節唇に傷が生じ、痛むようになるケースもあります。
いずれも肩関節に負担が掛かるだけでなく、衝撃が加わる泳ぎ方ですから、長期的に何度も繰り返すことで発症の可能性が高まったり悪化の原因になります。
水泳肩の症状は肩関節とその周りの違和感に始まり、進行すると違和感が痛みへと変化します。
また内旋位の状態を保つのが難しくなって、安静にしていても痛み始めます。
肩峰下滑液包の炎症が生じている状態でのトレーニングは、痛みが増したり腱板断裂を引き起こすことがあるので、違和感を覚えたら中止して原因や症状を調べることが必要です。
腱板の断裂は痛みによる腕の動きの制限や、肩の挙上の阻害、筋肉の萎縮を招くので注意を要します。
水泳肩については当院にお任せください
当院では、痛みや不調が出ている場所だけではなく、全体のバランスを診ていき、患者様に合わせた手技を無理のない範囲で行います。
加えて痛みや不調をより早く改善するため、電気治療や冷却、温熱治療など症状に合った方法を行います。
日常生活でのアドバイスや患者様に応じた自宅でできる体操やトレーニングなどの指導もさせていただきます。
水泳肩でお困りの方はお気軽にご相談ください。